寝具改善

ここ数年、部屋着およびパジャマについてはとにかく寒さをしのぐ、という一点しか考えてなかったから、よれよれになって日中だと着れなくなったユニクロヒートテックの上に、虫食い穴がたくさんあいたユニクロのカシミヤセーター(メンズSサイズ)を着てその上に着る毛布(ショート丈)を羽織り、ユニクロの「暖パン」(我が家ではその形状から「ゴミ袋ズボン」と呼ばれている)をはくというのが定番になっており、その姿はさながら女ホームレスという感じなのです。
外にいるときはそれなりに見苦しくない格好をこころがけているし、割りと洋服はたくさん持っている方なのに、家にいるときはそんな有様で、まず、こんな女ホームレスと同居している同居人がかわいそうだし、来月のスッパバンドのツアーで宿泊する際その姿は皆さんに大変お見苦しいと思って、ワコールのセールで2着ほど、ちゃんとしたパジャマを購入したのであった(一着目はフリース素材のモコモコした暖かそうなロング丈のワンピース、もう一着はグレーの霜降りの裏毛素材で、猫の柄がついたパジャマ)。しかし、隙間風がピューピューふく我が家でパジャマ一枚でいるなんてほとんど自殺行為なので、その上に着る上着をネットで一日かけて探し(あれやってるとあっという間に時間が経つよね)、かわいいキルティング素材のガウンなんかもみつけたけど、あんな薄っぺらいコットンのガウン着たって何の足しにもならないってことで、迷った挙句、結局、「部屋着用ダウンはんてん」というものを注文したのでした(色はカーキ)。
今日届いてさっそく着てみたところ、着る毛布なんかめじゃないくらい、ものすごく暖かくむしろ暑いくらいでああ買ってよかった、と思ったんですが、その姿を見た同居人に「それ、石原軍団が炊き出ししてる時のかっこうだよね」と言われ、かわいい部屋着姿からは依然として程遠いということが分かりました。(おまけに、スッパバンドのツアーも移動がきつく、強行日程で、のんきにパジャマ着てゆっくり休んでいる時間もあまりなさそう。)