休み。鍋を磨く。

休みなので気合いを入れて原稿催促をやる。今ビッグスリーのうちの二人にとりかかっているのだ。ここがとれたらもう結構安心だ。そして、「トネリコ」の影響で重曹をつかって鍋を磨く。鍋の磨き方がよくわからなかったけど、重曹を入れた水を大きな鍋で沸騰させ、その中に小さな鍋を入れたらどんどんこげがとれてきてそれをスポンジでこすって磨く。やかんと新しい鍋はそれでピカピカになったけど、うちにきたひとが「戦争の焼跡から出てきたような鍋だね」と言った、同居人が持ってきた5、6年一度も磨かれていない真っ黒な鍋だけはこげが鍋の一部となっていて、とれなかった。ついでにガスレンジも磨く。
それから初台ICCの「ローリー・アンダーソン 時間の記憶展」へ。ストレートに良いとは言い難いへんな発明品がいっぱいあって(バイオリンの弓にカメラがついてるものとか、ページが風で自動的にめくれる本と書いてあるのに、本が入っているガラスケースが狭すぎて風が吹いても全然めくれない本とか)、なぜかよっちゃんや、バッファローのことを思い出すような展覧会。なかでも一番笑ってしまったのは「ドラムスーツ」で、服にドラムセットが組み込まれているというものなんだけど、それを激しく踊りながら演奏しているライブ映像がほんとにおかしくて、こういうことをするときには顔は大真面目が鉄則だ、ということを思い知った。
帰りは馬場のタイ料理屋「BOSS」へ。ここはいつきても、すべてのメニューがおいしい。でも、こないだ来た時には獣のようにうるさいやつが一人まじっている女子大生グループがいて、あまりのうるささにまったく食事に集中できなかったため、味が分からなかったのが悔しかった。
今日は静かだったし、歩いた後のビールは最高だし、辛味噌チャーハンもものすごくおいしかった。