マジに

mansoka2008-01-23

社長はたまにテレビ(NHKしか見ない)で若者言葉を仕入れてくる。あの世代の人にとってのテレビの影響力は絶大で、インターネットに載っていても信じないけどテレビに出たら何でも全面的に信じてしまう。そして、流行りのスパンは途方もなく長い。「跳んでる」というもはや誰も使わない、わたしも文献によってはじめて知った若者言葉も社長にとってはまだまだ現役だ。そんな社長が新たな若者言葉を今日仕入れて来た。(たぶんNHKから。)
今日社長と話していたら突然語尾に「マジに」と真顔で言ってきたのだ。最初聞き間違えかと思ったけどその後6,7回は言った。たぶん「マジで」の「マジ」が「本当」「本気」というような意味だということを昨日の夜あたりに知ったんじゃなかろうか。でも、「本当」を語尾につける場合は文法的には「本当で」ではなく「本当に」のはずだからおかしいと思って、「マジで」を「マジに」に社長風に改造(改良?)したのだろう。しかも、「マジ」というだけあってそれを言うときの社長の顔は殺されるんじゃないかというくらい真顔なので、わたしは笑いをこらえるのが大変だった。社長おもしろすぎる。