図書館

2月、8月というのは業界(?)的にライブがあまりないと言われている月だし、バンド的にもいろいろ諸事情あって(俺こんは2月はお休み)、2月はライブが1本しかない。思う壺も終わって、これからほぼ1ヵ月くらいライブがないのでのんびり過ごしています。週末にライブがないと、毎週図書館に行けるのがうれしい。ライブがあったらあったで楽しいわけで、要するにまあ、何でもすぐに満足してしまうのだけれども、金曜か土曜か日曜にライブ→その後酒を飲む→翌日疲れて昼過ぎまでゴロゴロ、という生活をしばらく続けてきたので絶対に健康のためにもよいと思うのです。
図書館だと買おうか買うまいか迷うような本でもタダだからジャンジャン読めるのがいいよね。ここのところ中野翠サンデー毎日に書いたコラムを1年分まとめた本をどんどん借りていて、中高生の時は大好きだったけれども一時期、あまりの口の悪さと愛国心関連のコメントがちょっとピンとこなくてあまり読んでいなかったのだけれどもやっぱりおもしろいし、この年はこんなことあったねと思い出しながら、見たい映画とか読みたい本がどんどん増えていくのが楽しい。
翻訳の小説も買ったけど文体がダメで読めなかった!となると、大損だけど、図書館だったらいくらでもチャレンジできるから借りているけどやっぱりあまり読めなくて、まだまだいろいろ試し中ですが、唯一はまったのがレイモンド・カーヴァーで、「大聖堂」は電車の中で泣いてしまった。なんとも不思議な味わいだけど後でジワーっと思い出す。ものすごーくひさびさに小説を読んで心のどこかが動かされたとおもう。

甘茶日記

甘茶日記

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)