習い事会議

執筆者のイトウさんと打ち合わせ件習い事会議。
打ち合わせ「締めきり3月末」、習い事「毎週土曜日にヨガを習う」という感じにあっさりきまり、あとは酒を飲んだりコーヒーを飲んだりしておわる。帰りに「ブルータス」コーヒー特集を買って電車のなかで読む。行ったことのある店ばかりだけど、神田「ブラジル」はなかった。自家煤煎でまあまあおいしく、カレー屋でアルバイトしていたとき、店長がたまにコーヒーをおごってくれた店。わたしがバイトしていたカレー屋のオーナーのお父さんが煤煎方法を教えたらしい。
そして、「白ゆり」はあった。朝5時までやっていて、帰る所のない人達のたまり場。コーヒーは飲んだことがないけれど、10代の頃二度だけ行ったことがあって、どちらも大変な日だったような気がする。
そういえば、この間、その「白ゆり」の数件隣りにある「マリンカ」という喫茶店に行ったけどすごかった。まず、入るとだれもいないし、１０分後におばちゃんが出てきてメニューはブレンドコーヒーと「ハヤシカレー」、それから「フランス貴族のフォーション・ティー」数種類のみ。それなのにないメニューはあるは、3月なのに蚊が何匹もとんでいるし、ソファに座ったらダニにくわれるし、椅子の上にサランラップが５０本くらい置いてあるし、おばちゃんは時々動物みたいに鳴くし、すごい店だった。かゆくなかったら結構良い店だと思う。コーヒーまずいけど。高田馬場では学生時代延べ７年間をすごしたけど、まだまだ知らない店がたくさんありそうだ。
最近は吉田健一ばかり読んでいる。金持ちの世界に興味がある。吉田健一はエッセイを読む限り酒ばかり飲んでいてほんとうらやましい。イギリスでは子供のお茶会があって、正式なアフタヌーン・ティーを子供達がよばれてやったりするんだそうで。

旨いものはうまい(グルメ文庫) 吉田健一著