スエイさんにはまる

「絶対毎日スエイ日記」を読み終わったので「素敵なダイナマイトスキャンダル」を読み返し、「スエイ式人生相談」を購入。それから高山なおみ「かえってからお腹がすいてもいいようにとおもったのだ」も購入。さいきんは、もともと文章を書きたい!と思って本を出している人ではなく、別の仕事をしているんだけど文章が良いので人に頼まれて文章を書き始めた人の文章が気になる。そういえば深沢七郎だってもと劇場のギター弾きだったわけだし。そういう人は嫌な自意識過剰オーラが出てなくて、インテリくさくないから好き。金井美恵子の「文章教室」に出てくる「現役作家」っていう人と真逆な感じ。「文章教室」はおそろしく意地のわるい小説で、意地悪なわたしはすごい楽しく読めるんだけど、文庫版の対談が恐ろしく嫌みったらしくさすがについていけない、という感じの小説だったことを思い出す。