やっと見た

休日。昼までごろごろして、午後は漫想の原稿書き。特集の分を抜かしてほぼ完成する。そろそろ原稿もあつめきりたいところ。原稿集めが終わったら今度はデザイナーさんたちとの打ち合わせがまっている。全部一人で決めることができるからほんとに楽しいけど、ライブが去年からは想像もつかないほど多いからどうしてもペースが遅くなってしまう。さんざんいろいろな人をお待たせしていて、申し訳ない。
台所を掃除し、床をワックスがけした後、夕食のしたく。豚汁、さんまの塩焼き、トマトソース入りオムレツ丼。高山なおみの日記見てつくったオムレツ丼がめちゃくちゃおいしかった。

夜、「誰も知らない」を見る。オトナとコドモの中間で、演技と素の中間といった感じの柳楽君が拙いけど、結局一番印象に残る映画。是枝監督の映画って、今までどれもなんだかぴったりこない感じがして、生意気ながら「惜しい」という感じがいつもしていたけど、これはそういう感じがしなかったな。試作に試作を重ねて、ようやく完成した感じ。
タテタカコの歌と、最後のシーンがあまりに希望に満ち満ちていて、大泣きしていたら、すぐに別の映画の予告編がはじまり、2番目の「恋愛小説」という映画の予告があまりにもひどくてこれはまさしく金を貰ってもみたくない映画だ、と本気で思って涙も引いて、なんだか笑ってしまった。