ちかいカフェのパーティに行く

ここ何年か、クリスマスといえばライブがあって、去年は恵比須のtrees are so specialで弦人君主催のライブイベントに出演したし、その前も、そのまた前も覚えてはいないけど確かライブだったのだけど、今年はなかった。

クリスマスパーティに行くので、朝からおみやげに持って行く料理を作る。鶏肉(手羽元、もも)にオリーブオイル、すりおろしたにんにく、ナツメグローズマリーオレガノ、塩、こしょうをもみこんでじゃがいもを下にしいてコンソメスープを上から回しかけてオーブンで焼く。にんにくの匂いでいっぱいになった部屋で、多摩カジの原稿など漫想の作業をやった。3号の巻頭特集、多摩カジ特集のための原稿を前、気に入らなくて全部消してしまったので、必死になって書く。何回も何回も直す。中西さんにチェックしてもらうため、メールで送る頃にはもう吐きそうなくらい自分の文章がイヤになって、あれもこれも書こうと思っていた日記の更新はてきとうにしてやめる。スーパーで買ったアップルパイにホイップクリームをかけたのだけ食べて、その後も作業。気がついたら夜だったのでびっくりした。外に干してた布団がカチカチに冷たくなっていた。

8時すぎに同居人と家を出て高円寺のちかいカフェへ。ちかいカフェに行くのはひさしぶり。広くなって、ますますかわいい部屋になっていた。ビールやワインを飲みながら、皆の持ち寄った料理を食べる。アンチョビの入った豆のサラダ、じゃがいもとベーコンのグラタン、中西さん作のブラウニ−などとてもおいしかった。わたしの持ってきた鶏肉とじゃがいものオーブン焼きにクスクスを添えた料理も、クスクスの珍しさも手伝ってなかなか好評だったので嬉しかった。皆をもてなすのにとても忙しそうだったちかいちゃんにも食べて貰えてよかった。いろいろな人とはじめて話す。
その後、プレゼント交換。このためにちゃんとプレゼントを買ってきた人が多いようで、わたしも同居人も家の自分の持ち物をもってきたので非常に恥ずかしかったし、焦る。でも、いざ包みを開けてみたらロクなもの持ってきて無かった人もいて、ホッとした。わたしは大きな卵に入った植物をもらってとても嬉しかった。わたしの選ぶ「当たり」のプレゼントベスト3は、お金(6000円)、壊れて無いのに壊れてるような音のするキーボード、野の花の絵本、で、ハズレベスト3は、「積木崩し」等3冊の本とプロレスのビデオ、「 BOY」4冊と「銀河鉄道999」1冊、それから「メリークリスマス」と書いてある割り箸だった。それにしても「ちかいカフェ」に来ていた人達、友達も顔見知りも全然知らない人、とにかくたくさんいろいろな人がいたけど、そして、皆、けっこう貧乏そうだけど、顔はツヤツヤと皆幸福そうで、なんか、まだまだ若いし、未来は明るいな−となんとなくだけど思った。
オールナイトでパーティは続いていたけど、次の日昼から用事があったのでじゃみへんに送ってもらって深夜帰る。楽しかった。