顛末

無善法師のことを日記に書いたらたくさんの人からメールや電話が来て驚いた。こんなの日記書いて以来はじめてだ。ちなみに法師は先週「キ●ガイパワーで入院してきます」と店に書き残し(ヨレヨレの字で)、入院。その間るんさんが代理店長として店をきりもりし、わたしや同居人、じゃみへんも店を手伝ったりしました。(わたしは遅刻ばかりで、おまけにゴキブリが怖くて台所にも入れず、ほとんど役に立たなかったが)そして無事昨日退院し、店に戻ったようです。救急車で運ばれる無善法師をわたしが激写した写真は同居人の日記に掲載されています。http://d.hatena.ne.jp/kkaarr/

日記を書かなかった間にスーパーデラックスでマニさんエツコさんの愛にあふれるすばらしいライブを見、手伝いに行った無善寺でもう地獄としか言い様のない、ものすごいこゆさの魔ゼルな危犬さんのイベントを見、オンエアイーストでここ数年どっぷりつかっていた鬱の闇を蹴っ飛ばしてすっかり元気になったソシオバジルのサンプラー担当BE-DAさん(ベーダ)のライブを見、新宿図書館で7冊本を借りた。公共の図書館なんてろくな本ないだろうと思って馬鹿にしてたけど、それはわたしの知ってる公共図書館が所沢の図書館だけだったからで、新宿は意外と品揃えがよかった。大庭利雄「終わりの蜜月」、島尾伸三「月の家族」、村上春樹アンダーグラウンド」、平松洋子平松洋子の台所」、金井美恵子「軽いめまい」、ちくま日本文学全集開高健」を借りる。ほかにも借りたい本が山程あった。「アンダーグラウンド」夢中になって、仕事中もこっそり読んで、一日半で読み終わる。異常な怖がりとしては読むのを躊躇したけど読んでよかった。なんで村上春樹がこのテーマで、しかもインタビューで、この本を出したのか、ということで、この本は出した当時。世間から批判的に見られていた気がするがやっぱりこの本はただのインタビューではなく村上春樹の作品そのものだった。「アンダーグラウンド」後の春樹の作品の中でも重要なテーマとなってくるもの(大きな喪失についてとか、中年期の危機とか)がこの作品からいくつもいくつも見えてくる気がした。まあわたしはそんなに春樹の熱心な読者ではないからなんとも言えないけど。

あ、そうそう漫想発売記念イベントの告知をします。

漫想発売記念イベントのお知らせ
3/11(土)四谷公民館10階音楽室
(地下鉄丸ノ内線、都営新宿線新宿御苑駅徒歩10分新宿御苑を右にして大通りを四谷三丁目方向にとにかくまっすぐ。12階建ての大きな建物です。)
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/page002.html  6時オープン6時半スタート 入場無料!
出演
 俺はこんなもんじゃない多摩川カジュアル 多摩川カジ春の新作ファッションショーに合わせて、俺はこんなもんじゃないが演奏をつけます。今回初の試みです。
 マコガーリ カシオトーン、ピアニカ、ベース、ドラムの4人組。楽しいかつかっこいいバンドです。
 グロキシニヤ 穂高亜希子利光雅之の新音楽デュオ。お楽しみに!
※注意 ・公民館なので、会場内でタバコが吸えません。8階のテラスで吸ってください。・同じ理由で、会場では飲食禁止です。

ぜひ皆さん、遊びにきてください。
http://www.geocities.jp/allhanshinkyojinyasukiyo/manso/index.htm