大阪行ってきた

マイアミさん主催のイベント「さんじゅっさい」に出るために大阪へ。じゃみへんの車で前日の昼から出発して、高速に乗らずに下の道を延々とすすむ。モノマネ大会、マジカルバナナ(両方とも足立君とじゃみへんの二人でやってるのを見物してるだけ)などやって、びっくりドンキーでハンバーグを食べる。予想外においしい。明け方、力つきて奈良のコンビニの駐車場でねむる。まちださんテンション上がって眠れず車の周りを走ったり、鼻歌を歌っている。
7時半にブリッジ到着。新世界はまだどこの店も空いていない。ヤクザと普通のおっさんの区別がつかないが、とにかくマンガのような、むしろマンガよりヤクザみたいな酔っぱらいの人がゾンビのような速度でウロウロしている街を、することないので歩く。10時にブリッジ開く。モスでアイスコーヒー飲む。フェスティバルゲートは店がほとんど閉まっていてすることがあまりない。
リハ。ブリッジはコンクリートのせいか、音がよく響いて、ピアニカとか生楽器の音がとてもきれいに出る。PAの人、一人なのに仕事が早い。さっさと進む。有能な人だなあ。
リハ後、また新世界へ。昼間は観光客だらけでヤクザ風少なめ。明るい感じ。朝と雰囲気が違う。表の顔と裏の顔を見た気分。足立君がガイドブックで見た、蕎麦屋に行く。たくさんメニューがあって、中には品名では内容が分からないものもある。同居人とじゃみへんは敢えて何だか分からないメニューを店員に確認もせずに頼む。冒険だ。同居人「あぶ玉丼」、じゃみへん「かちんそば」。「あぶ玉丼」はあぶらあげと玉子の丼。700円は高すぎる。「かちんそば」は餅の入った蕎麦。この時はうまい、うまい、とじゃみへんは言っていたが、このあと餅が胃にもたれてじゃみへんの容態が急変。やはり何だか分からないものを頼むのはよくないと思う。
13バンドも出た「さんじゅっさい」は、すべてのバンドがよかった。特に好きだったのは「おばけじゃー」。前に円盤ジャンボリーで見た時も好きだったけど、今回は前より緊張感の無い感じ、「音がバンド名」に通じるような、飽きる寸前のものすごい長さがあって、それがよかった。自分でイベントをやることがまたあったら、呼びたいと思った。あと、オオノシンヤ君のバグパイプの音がすごくきれいだった。俺こんも、耐震構造の床が揺れるほど客が踊ってくれて、かなり盛り上がった。テンション高めにしつつ、リラックスして演奏できたように思った。

ライブ後、鈴木マガジンの鈴木さん達、それからスマッシングマグのライターの方などと話す。ライブとイベントが良かったので、めずらしく人見知りせず、楽しく話せた。鈴木さん達とは、雑誌を作っている人ならではの会話(「この紙いいですねー」とか、印刷代のこととか)で盛り上がり、とても面白かった。漫想もどんどん売れる。

じゃみへん具合が悪くなりブリッジの横に車を置いたまま友達の家へ。同居人とわたしは日本で一番治安の悪い場所で車中泊。治安が悪いだけあって、夜なのに警察がぜんぜん来ない。けっこう怖かったがいつの間にか眠ってしまった。