休日

朝早起きしてシーツを洗濯したり、ゴロゴロしながら「闇金ウシジマくん」の最新刊を読んだり、ステフ・ポケッツを聞きながら「富士日記」を読んだり、豚ひき肉とナスとザーサイのパスタを作って食べたり(ひき肉を入れた炒めものっぽいパスタを作る時には、ゆで汁を多めにからめながら、バター多め、火を止めてから卵黄などもからめジューシーな感じに仕上げること。今日はかなりうまくいったと思う。中華炒めみたいな感覚でふつうに炒めるとパスタとひき肉がパサパサしてまずい。忘れないように書いておきます)、母親に会って松茸をもらったりした。スッパバンドの練習をしなければならないのだけど、怠け心に支配されて、なかなかとりかかれない。これからやります。
三村さんからライブの録音聞いたらよかったとメール。褒められると卑屈になることが多いわたしだけど、なぜか素直にすごく嬉しかった。努力したからだと思う。

実はこの夏、わたしに課されていた最大の課題は「母に『鈴木マガジン』に載せる漫画の原稿を依頼する」ということだった。夏前に鈴木マガジン編集の鈴木さんとノヅさんが遊びに来て、母の話をしたらお母さんにぜひ、漫画を書いて欲しいと依頼されたのだった。その時は酔っぱらっていたのと人見知りによるハイテンションで、いいよ、いいよと言ったのだけど、シラフになって途方にくれてしまったのだった。27にもなってもぶらぶらしている娘が今まで漫画を書いた事のない母親に漫画の原稿を依頼するなんて前代未聞で、どういう感じで切り出していいか分からないよ、と泣きたいくらいの気分であった。今まで山ほど原稿依頼をしてきたが、自分の身内は一番むずかしい。何度か母に会ってみたものの切り出せず、とうとう夏も終わり、鈴木さんにもなんとなく連絡できなくなっていたのだけど、なぜか今日母の機嫌がすごくよかったので思いきって依頼してみたところ、「あーいいよ。書くよ、っていうか別に載らなくても書きたい」とあっさり快諾してもらえたのだった。だからやっと夏休みの課題が終わった気分。まだ原稿催促という仕事があるけど。(これも大変そう)