新サイト、永沢光雄のこと

今週の大事件といえば、うちの会社の入っているビルに休日、泥棒(多分外国人の窃盗団)が入ったのだった。会社は思いっきりオフィス街なので休日は人気がないのを狙ったらしい。ドアの鍵を無理矢理機械で壊して警備がくる前に侵入して逃げたらしい。下の階の会社の金庫が盗まれたが中身はからっぽだったらしいので被害はなかった。
それを練習の時たけださんに言ったら「おいおい、シンドラーエレベータの次は窃盗団かよ!」と言われたが、(エレベータがシンドラー社製なのだ)本当にあのビルと会社は大丈夫なんだろうか経営的にもアレだし・・・と不安を感じつつも気楽さが捨てがたいのであまり辞める気がしない。そういや前にバイトしていたすごくルーズな出版社もそういえばこないだサイトを見たら潰れていたのだった。まあ、なんとかなるでしょう。
それで工事の人やら警察やらいろいろ来るし、社長の気まぐれでパソコンを換えるし、ミスもしたしで今週はちょっと忙しかった。なぜかライブと練習でめちゃくちゃ忙しかった先々週あたりよりも仕事が少しばかり忙しかった今週の方が心身ともにヘトヘトに疲れてしまって、今顔には2重クマができているが、ご飯はちゃんと作ったのであった。http://manso.cocolog-nifty.com/blog/


最近、芳林堂で追悼特集をやっていたのもあって、永沢光雄の本を何冊か読んでいた。もともと東良美季さんのブログに名前が出てきたりしていて興味を持ったんだけど、最初に「AV女優」を読んだ時は東良さんの本と違って完成度が低いと感じてあまり好きになれなかった。でも、何度か読むうちに違う魅力なんだなということが分かってきた。
この人のインタビューに出てくる女の子たちは皆困った子が多くて、上手くインタビューできてない時が多い。そういう人の様子や場の雰囲気がそのまま出ているのだ。女の子と気が合わなくても、怒られても、嫌がられても、永沢光雄はお酒を飲みながらマイペースにその場にいる。その子のことがよく分からない時にはそのまま「よく分からなかった」と書いてある。プロとしてインタビューしてるはずなのに弱い部分やダメな部分を全然隠してない。逆にものすごく強いなあと思う。そういう所がだんだん好きになってくるのだ。なんか、夜寝る前に読むとホッとする。「声をなくして」はまだ持っていないので、年末の読書用にとっておこう。

声をなくして

声をなくして