花粉が飛んできている

昨日あたりから花粉を感じます。わたしは春も秋も花粉症なので、春、花粉が辛い、夏、暑くて辛い、秋、花粉が辛い、冬、寒いと四季が全部キライです。ピアニカを吹く時がことに辛いんですが、タバコの煙がモクモクしている中で吹くよりはマシです。
今日は同居人が学校なので、めずらしくこじゃれたワンプレートを作って食べる。(黒米と豆入りごはん、鶏肉のエスニック風照り焼き、せりの炒め物、ゆで卵)おいしいけど、特になんとも思わない。一人でご飯を食べるのはつまらないなあ。うちはテレビがないから無音の中で食べるせいか。

今日は特に書くこともないので、アルバムのチラシ用に文を書いたのを転載しておきます。

漫想社からの推薦文
ここに収録されている曲を、東京を中心とした日本のあちこちで、ものすごい回数、演奏してきました。お客さんたちの歓声や、私たち自身の熱狂によって、演奏するたびに曲はパワーを得ていきました。そんなことを何回も何回も続けて力が満タンになった時に、曲は刈り入れられました。レコーディングです。1年近くかけてミックスされた曲は、カズモトトモミさんの下に届けられました。彼女の頭の中で曲が反芻され、バラバラになり、組み立てられ、イメージ化され、ひとつのジャケットが生まれました。

このように、たくさんの人の手によって、土の中の農作物が一皿の料理になるような過程でこのアルバムは生まれたのです。

ところで、私たちはアフリカにもブラジルにも行ったことがありません。このアルバムの「アフリカ」という曲も「ブラジル」という曲も、世界中のどこにもない架空の国や地域についての曲です。このアルバムを聞いたあなたが、世界中のどこにもない国々を、ゆっくりと一艘の舟に乗って旅をして、名前もないような場所にたどり着いてくれたら、そんなことを私たちは願っているのです。