レコーディング

四谷区民センターにてスッパバンドのレコーディング。3時30分から9時30分とレコーディングにしては時間が短いので気持ちが焦る。6時くらいまで準備。わたしのすることはあまりなかったので、邪魔にならないようにしていた。ミステイクさんは、ムードを出すためピカピカ光るライトを押し入れに設置していた。ゲストフルート笛吹きよっしーさんは音のカブリを防ぐため押し入れの中でレコーディング。外から見たらいい音がする箱にしか見えなかった。
６時から１曲目、「ハズレのブルース」を録る。緊張してカメラのフラッシュなどにナーバスになるが、集中してるうち忘れた。3回録る。3回目が一番よかったと思う。その次、「カマキリ」を録る。最初スッパさんの歌が聞こえずズレズレになる。大きめにモニターしてもらう。ちょっと雑になった瞬間もあったが概ね好調。次、コーラス隊の人も入って「海岸線」。これが一番気合入れて準備してきた。気持ちを落ち着けて、とにかくタイトですっぱさんの歌を寄り添うように弾くことをこころがける。コーラス隊について練習の時にはちょっと音数多すぎでうるさいかなと感じる時もたまにあったけど、本番は、出るとこ出て引っ込む所は引っ込んでバッチリだったと思う。すばらしい。4曲目「できること」。ちょっと最後集中力が切れた。いっかいめのテイクがいいんじゃないかな。よっしーさんのフルートが特にすばらしくて聞くために弾くのやめたりしていた。
最後皆に協力してもらってバーっと片付けて下の道路で打ち上げ。かんビール一杯で激しく酔っぱらう。同居人、スッパさん、きしだくんとタクシーで新宿駅まで。空きっ腹にビールを飲んだので一晩中胃がキリキリしていた。
これまでの人生、これだけの規模の気合を入れまくったケースはほぼ100％失敗してきたけど、今回はなんかちょっとはうまくいったんじゃないの？と思った。ようやくすこし学んだかも。パワーの使い方。メンバー、コーラス隊さん、エンジニアをやってくれた狩生さん、ありがとうございました。