復刊希望

スーザン・ソンタグの「土星の徴しの下に」が急に読み返したくなってアマゾンで調べたら版元品切れ(もしかしたら絶版?)だった。あわてて「日本の古本屋さん」のサイトでさがして買う。大学の図書館に5,6冊は置いてあったので、なんとなくどこにでもある気がしていた。ああ、あぶなかった。あんないい本なのになんで文庫になってないんだろう。不思議。死んじゃってから忘れられているのか。わたしは、批評の内容がどんなにすばらしかろうと、文章が読みにくかったら好きじゃない。ソンタグの批評やエッセイは分かりやすくてとても読みやすいから好きなのです。頭がすごくいい人だけど、情緒的な文章だと思う。恋愛小説みたいな批評だと思う。いいなあ。

土星の徴しの下に

土星の徴しの下に