正月に読んだ本、読みつつある本

今年の正月はおもしろい本をたくさん読みました。

ニューヨークエスニックフード記

ニューヨークエスニックフード記

ニューヨークにあるエスニックコミュニティーの食についての読み物。地球の歩き方なんか買わずにこれ読んでからニューヨークに行けばよかった。
ひべるにあ島紀行 (講談社文芸文庫)

ひべるにあ島紀行 (講談社文芸文庫)

富岡多恵子はすごいと思いつつ初期作品しか読んでなかったのですが、これはおもしろかったです。スウィフトについての論考とアイルランド紀行と幻想の世界の旅が入り混じって毎日少しずつ読んで今どこに旅してるのか確かめながらゆっくり噛みしめるように読みました。今は読み終わってこっち
湖の南

湖の南

を読んでいますが、大学で文学の研究をしている時に読みたかったなと思いました。同居人が読んでいたので借りた。山本直樹「レッド」を読んでから連合赤軍関係の本が気になっているんだけど、人物関係がまだ上手く整理できない。確認しながら何度か読み返す。坪内祐三の本はいつもなんとなくあまりおもしろくなく感じて読めないんだけどこれは楽しく読む。
西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)

西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で (ちくま学芸文庫)

中世ヨーロッパになんとなく興味があって読む。昔「緋文字」を読んだのか、あらすじだけ見たのか忘れたけどすんごい変な話、と思ったけどこういう背景があるんですね。最後の方ちょっと飽きてしまった。
犬の記憶 (河出文庫)

犬の記憶 (河出文庫)

文庫になっていたので買ったけどまだ読んでない。これから読みます。