春眠

春眠暁を覚えずというけれど、花粉症のわたしにとってこの時期100%眠れることなどまずない。鼻がつまって不快指数120%で呼吸がうまくできなくてずっとうつらうつらとしている。鼻炎薬を飲めばあっという間に眠れるけど、朝、薬が切れたころにはまた元の木阿弥なのだ。花粉のない所で思い切り眠りたい。花粉から自分の身をガードするため、いつもしているマスクだけじゃなく今日はサングラスもかけてみたら、思い切りあやしかったのでやめる。自分がタイムボカンシリーズの敵にしか見えなかった。
いろんな人のピアノを聞いて勉強しようとさいきん思って、バド・パウエルのCDを借りたら信じられないくらい指が早くてびっくりした。わたしなんか早送りしてもあんな早くは弾いていないだろう。でも、現代の耳からするとちょっと音が多すぎる感じもする。もっとシンプルな方がわたしは好きだ。いろんなジャンルのいろんなピアノの人を聞いて、もっとピアノのことを知りたい。今のところわたしの中のピアノの神様はセロニアス・モンクデューク・エリントングレン・グールドで、大好きなピアニストはテリー・アダムス、渋谷毅、南博、渡辺勝、そしてジョー長岡である。
定時で帰って来たら家には誰もいなくて同居人は前越君と散歩に行って迷子になっていた。CLISMSの音源のミックスのため朝から前越君が家に来ていて、ミックス作業も無事終わり、息抜きに行っていたらしい。その後3人でカレーを食べて焼酎を飲んで大柴の話をする。その人の話をすれば座が持つという人がわたしのまわりには何人かいて、その2台巨頭は大柴とマイアミさんである。マイアミさんと大柴の話をしたこともあるような気もする。大柴とマイアミさんの話をしたことはまだない。この二人の話題は、本当に、あちらこちらでしばしばされて、座を持たせている。前越君は12時間くらいうちにいて、さっき帰って行った。CLISMSの皆はおもしろいし良い人たちだからミックスが終わっても遊びに来て欲しい。