給料日でした

さいきん、ほぼ日のテソーミサイトばかり毎日見ていて、何もかもに身が入りません。12星座も血液型もまったく興味ないんですが、手相にはなんだか弱いのです。だって、一人一人全然違うんだもの。いいことしか書いてないし。ああ、おもしろい。みんなもやってみた方がいいですよ。長いけど。http://www.1101.com/maaco/tesomi/index.html
最近読む本がないので退屈していたらようやく給料日になったので、ホクホクと芳林堂に行ったら、なんと、中井久夫の本がちくま文庫で出ていたのでワーイワーイと喜んで買いました。ちくまは相変わらずいい仕事するなあ。ぜひとも著作集も全巻文庫化してください。ついでに「心的外傷と回復」と、「精神医学は対人関係論である」もお願いします。
今日考えたこと。仕事場でぼーっと座って全粒粉入りビスコ(ムチャクチャおいしい)食べたり、隣の人や後ろの人と喋ったり、エクセルのセルに色塗ったり、メールに返事書いたりしてるだけで1時間あたり1700円以上もらえるのに(たぶん会社はわたしに1時間あたり2200円は払ってるに違いない)、なんで死にものぐるいで楽器を運んで、もうぶっ倒れてもいいってくらいに演奏しても、全然お金がもらえないんだろう?すんごい不思議。仕事中のがんばってる度を3としたら、バンド中のがんばってる度は10なのに、収入で言ったらバンドが0.1で仕事が10だ(てきとうな計算です)。何で?特別自分が売れてないとかそういうことではなく(そういうことでもある)周りの人間ぐらいのレベルで言えば自分よりも明らかに「売れてる」人、「売れてる」と噂になってる人だって、金銭面でいったらたぶんだけど大同小異で、0.1と2くらいしか違わないはずだ(たぶんだけどね。事務所がからむと事務所にお金取られちゃうだろうから)。「音楽だけで食える」っていう人ほとんど知らないもんね(みんなバイトしてる)。そうすると、「バンド全員が音楽で食える」っていう状態に達するまでにはどれだけ売れればいんでしょうか?全然見えてこないのです。それに比べて、会社っていうのは特にたいした能力がなくてもたいていの人は「それで食える」って状態なんだから、ほんとに不思議なことだなあと思ってしまうのです。だからほんとはアーティスト側もビジネスとか勉強して、CDが売れないとか嘆いてるだけじゃなくてもっと考えなければいけないんだろうけど・・・

精神科医がものを書くとき (ちくま学芸文庫)

精神科医がものを書くとき (ちくま学芸文庫)