予約受付中

昨日のドラえもんグーグルかわいかったなあ。
9/5風の谷の俺はこんなもんじゃない、明日の朝まで予約受付中です!もちろん当日でも全然だいじょぶです。フラッときてください。CINRAにニュース載せてもらいました!ありがとうございます。
http://www.cinra.net/news/2009/09/02/224836.php
尾崎翠の「第七官界彷徨」のなかで何度も出てくる「恋」というフレーズは、決して人間に対してだけのものじゃなくって、おはぎやおたまじゃくしや涙といったいろんなつぶつぶした小さなモノや植物や肥やしの匂いとか、そういう自分の周りを取り囲むものすべてと自分との関係の中で生まれてくるもので、だから、あの作品を単なる人間関係で解き明かそうとおもっても絶対分からないと思う。モノをわたしたちが感覚によって認識するように、モノもまたわたしたちを感覚によって認識していて、それによってわたしたちの感覚自体が変わってくるような、まさにわたしの中では勝手にベンヤミンとつながってくるような感じなんじゃないだろうか、そういうことを修士論文で書きたかったのかわたしは、あの書き方じゃ自分すらよく分からなかったけど、と今さらになって通勤電車の中で思いました。遅すぎる。「感覚論っていうのは使い古されてる上、女性がいかにも使いがちな手段だ」とか、意見されたのを気にして無理して実証的にやろうとしたのがまずかったんでしょうねー。今だったらそんなこと言われてもうるせー黙ってろ、と思い、かつ言ってきた本人にももう少し丁寧な言葉遣いで直接そう言って、全然気にしないけど。やりたいことをやりたいようにやれ!!!と当時のわたしに言いたい。めずらしくちょっと後悔。いつかまとめられる時が来るのだろうか?
何でそんなこと思ったかというと、通勤中「Mingus Ah Um」を聞いていて急に浮かんだのですね。「Mingus Ah Um」もまさにわたしの中では、いろんな人やモノへのラブレターみたいな音楽だなあ、と思うのです。作者本人の意図とかは全然知りませんが。愛してるだの恋してるだの言葉で100回歌われるよりも全然ロマンチックな音楽だ。すんごく尾崎翠っぽい。

Ah Um: 50th Anniversary Legacy Edition

Ah Um: 50th Anniversary Legacy Edition