パスタ地獄

今年の夏はトマトがものすごく安い店(8個198円とか)を見つけたせいもあって、突然自分の中で地中海料理の強化月間となってしまい、漫想社企画の打ち上げも居酒屋ではなくイスラエル料理だったし、夕飯もパスタ、お弁当にまでパスタを入れていたら同居人はちょっとパスタが嫌いになってしまったようです。わたしは麺類があればご飯はなくてもいいという麺好きなのですが、かわいそうだし、今月の「ビッグ・イシュー」もお米特集だったし、そろそろ米食に戻ります。
と思っていたら、図書館の帰りに寄った輸入食材屋さんでトルテリーニを見つけました。トルテリーニは、パスタの中にチーズとかオリーブとか入ってるやつです。3種類あって、全部300円。プレーンの生地にトマトとオリーブとケッパーが入ってるもの、いろんなチーズが入ってるもの、ほうれん草の生地にリコッタチーズが入ってるものです。それぞれバターソース、トマトソース、クリームソースをかけて食べます。わたしはバターとかクリームのソースがあまり好きではないので、トマトソースをかけるのにしました。一人でお弁当に持って行って食べます。
今年の夏作ったパスタでおすすめなのは、イタリア旅行に行った会社の人に教わった「酔っぱらいパスタ」です。具はニンニクとエシャロットだけで、エシャロットがないときはミョウガを具にしたんですが、パスタをビーフブイヨンと赤ワインで煮るというものです。パスタが芯まで真っ赤になります。さっぱりしていておいしい。
おいしいトマトソースパスタを作るのは実はそんなに難しくないとわたしは思っていて、パスタとトマト(できればオリーブオイルも。うちはスペインの安いのですが。)をイタリアのもので作ればいいというだけな気がします。たまにケチってトルコ産のパスタとか買うとやっぱり味が違う気がします。ちなみにわたしは「ディチェコ」(高い)のパスタより「バリラ」の方が好きだし、もっと言うならばショートパスタの方が好きです(リガトーニが一番好き)。ホールトマトは「スピガドーロ」が一番のお気に入りです。こんなこと書いてるとまた食べたくなりますが、昨日は鶏肉と大根の煮物とニラ玉、今日は豚汁と小松菜のおひたしと順調に米食に戻っています。