いろいろいろいろ

最近何も書いてなかったのは、書かなきゃいけないのにうまく整理がついてないことがあったからで、それは4/22(木)の漫想社企画に山本精一さんが出てくれるということです!日記の上部にこっそりと書いてあったけれども、これはホントのことです。昨年の11月にグレープフルーツムーンのライブを見に行って、本人に直接お願いしたところオーケーをいただいたのだけれどもいまいち自分の中でリアリティがなかったため公表してなかったのですが、先日、MOST復活祭のときベースメントバーにて再びお会いして、きちんと打ち合わせしたので公表に至りました。やった!やった!
山本精一さんのことはわたしは文章から好きになったのです。尾崎翠山本精一中井久夫は大学時代に会えてよかった文章家ベストスリーなのです。そして、大学院進学をきっかけにバンドをやめようと思ってたのに、やっぱり続けたいと思ったのは、今からちょうど8年前にショーボートでMOSTを見たのがきっかけなのです(その結果、大学院はやめてしまったけど)。そういうわけで、個人的にはとても縁を感じる日なのでした。打ち合わせの際、文章の不思議さに惹かれたので、山本精一さんの不思議な、ちょっとヘンな部分をクローズアップしたいと生意気にもリクエストまでしてしまいました。わたしにはとにかく尊敬の気持ちしかないのでそれを大事に、よい企画にしたいと思っています。
ちなみに、今回の漫想社企画は、関西ツアーのファイナルとして行います。WEEKENDとのレコ発にもしたかったが、たぶん間に合わないでしょう(もちろんwith WEEKENDでライブはやりますお楽しみに)。関西ツアーは思えば、去年の夏くらいにアックンが谷口さんを紹介してくれたことからはじまったのです。「俺こんをベアーズに呼びたい」と言ってくれた谷口さんに対して、レコ発後の軽い躁状態であったわたしは、いろんな目論見がパーッと頭に浮かんで、いきなりいろいろなリクエストをし、今から思えば谷口さんのことを若干振り回してしまったような気がするのです。しかし、諸事情あってわたしの目論見はほとんど頓挫してしまいました。その時、これ以上ないってくらいそうとう落ち込んだことは確かだけれども、それをきっかけに谷口さんに関西の企画についてはおまかせすることにし、とにかく向こうではがんばって演奏することだけ考えればいいと発想を切り替えました。結果としてすばらしい企画が二日にわたって行われることとなったので、わたしが変にしゃしゃり出なくてほんとーによかった、と思っています。そして、東京でのツアーファイナルに山本精一さんを呼べてわたしは本当に嬉しいです。