晴れ ちょっと暑い

よしかわのたい焼き 470
実家に帰省。いつものように野球中継を父と見ながら夕食。最近、うちではわたしが野球の話ばかりするから同居人はうんざりしているので、現時点でわたしの野球の話に一番付き合ってくれるのは親です。考えてみれば、これまでは主に職場の上司と野球の話をしてたのだった(はっきり言って仕事では全く重宝されていなかったが、わたしが辞める時、もう野球の話をしてくれる相手がいないと部長たちは悲しんだのであった)。野球はやっぱりおじさんにしか人気ないんだろうねえ。ついでに実家の本棚から小中学生の時に集めた野球の本を回収してくる。河村英文西鉄ライオンズ―最強球団の内幕」、大倉徹也「ブレーブス人間の遺書」など。なぜ小・中学生のわたしが昔の野球、しかも王や長嶋ですらない、昔のパ・リーグに興味を持ったのだろう?なぜ「ドカベン」や「巨人の星」でなく、「あぶさん」だったのだろう?謎だ。マイナーなものや、渋いものが好きだったのだねえ。今もそうだけど。
いつも東村山駅のコンコース上にある、立ち食い蕎麦屋に併設されている、どうでもいい感じのたいやき屋でおみやげを買っていくけど、そればかりでは何か芸がないので家の近くにあるおいしいと評判のたいやき屋でたい焼きを買って行ったが残念ながら不評だった。夕食の時に飲んだ、両親の中欧旅行土産のトカイワインがとてもおいしかった。甘いワインはあまり好きではないが、例外的に気に入った。もう酒はそんなに飲みたくないけど、これだけは毎日飲みたいくらいだよ。このワインは埴谷雄高の好物だとうんちくたれるが、親はどうでもよさそうだった。