伝説の誕生日会

ハズレッシブ早川しんちゃんの誕生日会のため花を持って、仕事の後横浜中華街へ。わたしが行った時点ですでに野球観戦→中華街というコースを彼らはたどっていたため、会の雰囲気はそうとう煮詰まっていた。しかも、高そうな店でバンバン頼んでしまったために、食い逃げの相談などしている。中華街で食い逃げはやばい。マフィアにつかまりそうだ。皆ののみかけのぬるいビールを飲みながら海鮮かたやきそばを頼む。独り占めして食べていると、「ここで全部食っちゃうと最後しかいなかったのに金払う羽目になるよ」と同居人にアドバイスされエビとカニとホタテを食べてから人に回す。中華やきそばは酢をかけるとおいしいことが分かった。よさそうな店なのに思ったより高くなかったらしく皆結局ちゃんと払っていた。
その後行った鎌倉のやるき茶屋でなぜか全員のテンションが上がり、紋切り型な表現で言えば何かやばい薬でもやっているような、何を言ってもおかしい、という状態になり、おそろしい勢いで飲み物と食べ物が注文されたので、結局こんな居酒屋で、中華街とほぼ同じくらいの金額を支払うことになった。
その後海に行って、皆でケイドロみたいなゲームをやって浜辺をお出かけ用サンダルで走ったのでサンダルは壊れたし、ベーダはズボンと財布と携帯をなくすし、何人かの人はうずくまって吐きまくるという大変な状態だったが海はとてもきれいで、立って空気を吸うだけでもストレスが消えていくような気持ちだった。海の近くに住みたい。それにしても朝から仕事をし、その後2時間近くかけて電車でやってきて酒を飲んでものすごく食べた後に全然寝ないでケイドロをやっていられるのだから、テンション次第でなんでもできる、ということだなと思った。
伝説の人物の誕生会らしく、伝説といってもいいくらいの盛り上がりをみせて、朝、ようやく会は解散となった。