新宿に行く

鎌倉から帰って来て昼まで寝る。起きて「ふくや」のめんたいこで明太クリームペンネを作って食べ、大学時代の友人と一緒に新宿レッドクロスに、仕事場の向かいの席の人の出るライブを見に行く。大学時代の彼女は、おしゃれに全く無頓着で、素足にローファーで石田純一とか言われ、しかもそのローファーも東京靴流通センターでも売って無いようなものすごい靴だったり、全身ベージュでそのまま地面に同化するんじゃないかという服装のこともあったのに、いつの間にかなんだかおしゃれかつ色っぽい服装になったので待ち合わせ場所に現れても一瞬分からなかった。
ライブはといえば、仕事場の人のバンド真黒毛ボックスも大人数でテンション高く、面白かったが、なんといってもその日のメイン、あがた森魚が印象に残る。あの外見、あの声。初恋の人だという小学校一年生の頃の先生の実名がタイトルになっている曲を歌う姿を見て、あーこの人はド・変態だ。音楽で有名になれてよかったねー、と心から思ったのだった。
昨日も飲んだのにその日もビールばかり飲んでいたために西武新宿線各駅停車に揺られていたら若干酔っぱらって来て友達相手に無責任な暴言をはきまくり、あ、わたし今ほとんど酔っぱらいのおっさんと同じだ、と友人が降りてから気付いて一人で恥ずかしくなり、本でも読むか思って鞄を見たらせりか書房ガストン・バシュラール「火の精神分析」しか入っていなくて、字を追うばかりでほとんど頭に入って来なかった。

火の精神分析
火の精神分析
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.14
前田 耕作 / Bachelard Gaston
せりか書房 (1999.4)
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