梅酒をつける

7時に家に帰れたので梅酒をつける。酒代を節約したいのと、以前、友人に自分の家事の有能ぶりもしくは、家庭的ぶりをアピールするべく言ってるんじゃないかと邪推するほど何度も「梅酒をつけてるんだ」と自慢されて、悔しかったので、やってみたいと思っていたのだ。梅はすでに買っていたので、へたを楊枝で取り、アルコール消毒した瓶に次々と入れて氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぐ。終わり。すごい簡単。とてもあっけなかった。
しかし砂糖の量が本に400グラム〜1キロという大変大雑把な数字しか書いてなくててきとうに入れたので、もしかしたらすんごい甘い梅酒になるかもしれない。一年後にならないと分からないのでとてもこわい。不安になって金井美恵子の「目白雑録」を読み返すと「渋くならず甘くない梅酒を作るには梅1キロ、ホワイトリカー1,8リットル、砂糖200グラム」と書いてあって、金井美恵子はなんでも知ってるなと感心し、たぶん500グラムは入れてしまっているので作るまでに読めばよかったと後悔した。

目白雑録(ひびのあれこれ)
金井 美恵子
朝日新聞社 (2004.6)
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