レコ-ディング

朝、布団の中で高山なおみ『日々ごはん』を読んで幸せな気分。朝、布団の中で本を読むのが小学校の時から好きだ。コーヒーやミルクティ持ち込んで飲んだりして。『日々ごはん』は、もう今すぐ、全巻そろえて読みたい!という気分になるほどいい本だ。かわいいサイズ、きれいな装丁、すぐにつくれそうメニューも載っているし文章は読みやすくて心地よい。漫想もこのサイズにしようかな。
むかし研究論文を書いていたときにこんな頑張って寝ないで論文を書いて、レジュメを作って発表しても、どうせ、読んでくれる数人の人たちはどうやって揚げ足とってこいつをこてんぱんにしてやろうかしか考えていなくて、すんごい不毛だ、と思って心から嫌になったことがあったが、こういう本を読むと、その頃はこの本とは全く逆のベクトルでがんばっていたからそんないやな思いをしたのか、それともそんな卑屈なことを考えてばかりいたから楽しい論文がかけなかったのか(楽しい論文なんて読んだこと無いけど)と考える。
昼から目黒ファーストステップへ。ハズレッシブセカンドアルバムのレコーディングに参加する。最初のうちはゲスト抜きでのレコーディングだったため、『日々ごはん』を読みながら待っているとゆっさんとささらちゃんが来る。ささらちゃんは生まれた時の写真は見せてもらったけど実物をみるのははじめてで、すんごいかわいかった。一緒に遊んでいたら笑ってくれたのでだっこしたが上手くできず、ちょっと泣かれ、逃げられてしまった。ヒロはすごい上手に抱き上げていたからやっぱり人の親だなと思う。
ゆっさんはわたしより年下なのに、日曜日の人で多い、暑い中、都心までベビーカーひいて大泉学園から一人できたのに、しかもファーストステップはエレベーターがなくて5階まで階段なのに、「疲れた」とか「重い」とか一言も言わずににこにこしながら上までベビーカーとささらちゃんを抱えてきて楽しそうにレコーディングを見学している。わたしにはとてもできない。何も持っていなくてもすぐに「疲れた」「眠い」「飽きた」ばかり言ってしまう。あー駄目な奴だ。反省した。
4時間後、レコーディングに参加。ピアノ、ピアニカ、グロッケンなど演奏する。練習の時より上手く合わせられたような気がする。できあがりが楽しみだ。自分が参加したのが数曲だったせいか、思ったよりもあっさりと終了した印象だった。「俺はこんなもんじゃない」のレコーディングの時めちゃくちゃきつかった印象が強く残っているせいもある。荷物を抱えて走ったりして、終電ぎりぎりに帰り1時には頑張って寝たが、今(6/20)吐きそうなくらい眠い。