練習

平日仕事をしている時はいつも眠い。身体の半分が死んでいるようだ。ペンとかホッチキスとかすんごい軽いものを持っていて手から落としたりする。狂牛病なんじゃないかと思うくらいの気力だ。昼は何食べようかとかどうでもいいことばかり考える。さいきん思ったけど「仕事がわたしの生き甲斐なの」というような一部の人を抜かせばたぶんオフィスワークの人は皆そうなんじゃないかなあ。最近仕事では、有名な、皆、知ってるようなとても大きな会社にも取材電話をする機会があって、相手はよくわからないけど広報室の方々、多分わたしのようなしがない時給労働者ではなく正社員だと思うんだけど、すんごく愛想よくていねいに話してるけど最後耳が壊れるんだよ、というほどのガチャ切りする人とかいるし、ファックスの尊敬語と謙譲語が中学生が見ても分かるレベルでまちがってるし。やる気あんまりないでしょ、皆、たぶん。まーどうでもいい相手からの電話やファックスだからというのも絶対あるだろうけど。そして、それで世の中なりたってるからほんとよかったと思う。ほっとする。
夕方から四谷で練習。新曲は脳がかゆくなるほどの難しさだ。目をつぶって感覚を聴覚に集中させないとわたしのようなへたっぴには理解不能の曲だ。明日のライブでやるらしいので、やっと頭も目覚めていっしょうけんめいついていく。四谷の練習場は今日もすばらしい夜景で、休み時間にテラスに出たらほんと気持ちよかった。今日で8月も終わりだ。夏らしいことを沢山したなあ。今年は。
明日は夏休み(まだ一日残っていた)なので、夜更かししようと思って「最強伝説黒沢」4巻を読むけど、「コドモのコドモ」とは正反対のものすごい引き延ばし間のある展開で、退屈さのあまり眠くなり、すぐに寝た。