ハズレワンマン

無力無善寺でハズレのワンマンレコ−ディングライブ。当然ながらお客さんは全員知ってる。で、アットホームな雰囲気ではじまると思いきや、登場シーンからしんちゃんをはじめ皆ガチガチだった。なぜ?そして、ガチガチのしんちゃんが瓦を頭でたたき割る派手なオープニングセレモニーだった。
今回はワンマンなので普通のライブだけではなく、いろいろとコーナーがあった。そのなかの一つ、ソロコーナーについてしんちゃんとはじまる前、話していた。
一人でライブなどやったことのないわたしにとって、ソロコーナーはかなりのプレッシャーだ。しんちゃんは、「まだ誰にも言って無かったんだけど、俺はやっぱ長渕が原点だから長渕のカバーをやろうと思ってるんだよね。」と言い、「ヒロはなんか即興でやるとか言っていたけど、即興でソロなんて無理だよ。即興の厳しさを知ると思うね」と余裕のコメントをしていた。そして、順番決めでもソロコーナーの最後は自分がつとめると立候補していた。
しかし、ソロコーナーの3番目、同居人カリウは即興で何かを途中まで歌っていたのに突如コードを変え、長渕の「乾杯」を歌い始めたのだった。しんちゃんの手には「乾杯」の歌詞カードが。がっくりするしんちゃん。やるはずだった「乾杯」を先に大声で歌われちゃってぼう然自失のしんちゃんは結局元気なく同じ「乾杯」を歌った。失礼ながらすげー面白かった。
ちなみにわたしもはじめて一人で、人前で歌ってとても緊張した。「上を向いて歩こう」を歌ったのです。はじめてのライブは高円寺「ギア」で、はじめてのDJは東高円寺「UFOクラブ」、そしてはじめてのソロは「無力無善寺」と、全部高円寺、全部お世辞にも清潔とは言えない場所。おしゃれとは無縁のライブ人生だなと思った。
ワンマンライブはそのあとも続き、4時間くらいあった。で、途中ダレてしまった。深く反省。お客さんはずっといてくれたのに、本当申し訳ない。見に来てくれた人にはホントに感謝しています。どうもありがとうございます。
ボーカルで一曲参加した内田るんさんがとても澄んだきれいな歌声だった。またやりたいな、るんさんの「浪漫飛行」。