相良君に会う

前日から同居人の母が見ている韓流ドラマをつい一緒に見てしまう。「天国の階段」というドラマだが、見て10秒後くらいにすでに一回見ている同居人の母が「これ、この女の人が最後ガンで死んじゃってね」と言う。しかし結末が分かってもなんとなくがんばって見てしまい、ハラハラしたりイライラしたりしてしまった。なんであんなに悪者がムカムカするくらい悪い奴で賢くて、主人公たちはおそろしく頭が悪いのだろう。それに主人公の相手役の男が二股なんかかけずに態度をはっきりすれば二秒で終わりそうな話だが、おそろしい勢いで引っ張る。しかも、その男の人が去年までバンドにいたNさんに顔がそっくりなので、おかしくて笑ってしまう。結局5話くらい見てしまった。

夜、漫想執筆者の相良君に会う。相良君はずっと福岡に住んでいるのだ。だからたまにしか会えない。今回も2年ぶりくらいに会ったのに、なんでか分からないけどひさびさという感じがしない。普通に楽しく飲む。今泉という所にある小さなお店に連れて行ってもらったのだけど、ものすごく食べ物がおいしかった。鶏のタタキ、ブリの刺身、トマトゼリーチリライスなどを食べながら焼酎を飲む。フラフラに酔っぱらう。このくらい酔っぱらって、帰り道、外を歩いているときが最高に幸せだなあと思う。路上でハーモニカを吹いている人の音色もきれいだった。