おいしいハンバーグの作り方

ハンバーグは同居人の好物だけど、わたしは一番といってもいいくらい苦手な料理で、いろいろな本を見て作っても、フライパンが薬局で買った500円の安物なせいもあるのか、決まって、外は焦げて中身は生のハンバーグが出来上がるので、最近はもう嫌になって作っていなかったのですが、昨日とうとうちゃんと作れたので忘れぬようレシピをここに書いておきます。とても簡単なので皆さんもお試しあれ。
材料(4人分・中くらいのサイズのが4つできる)合い挽き肉約300グラム、たまねぎ小1個、食パン半分、牛乳、卵黄、塩、こしょう、オリーブ油。
1)たまねぎはみじん切りにする。(適当で大丈夫。)2)食パンは手で小さくちぎって味噌汁用のお椀に入れる。(パンはフランスパンでも多分大丈夫。)そこに、かぶるくらい、けっこう多めに牛乳を注いで食パンに牛乳を吸わせる。3)合い挽き肉とたまねぎを大きめのボールに入れて、手でよくこねる。4)そこに、牛乳を吸った食パンを少しずつ混ぜてさらによくこねる。水っぽい感じがなくなるまでよくこねてから、卵黄、塩小さじ半分、こしょう少々、あればラード小さじ1杯くらい(入れなくてもよい)、あればナツメグをふって、さらにこねる。(その後わたしは冷蔵庫で4時間ほど寝かせました。でも、これも別に必要無いと思う。)5)フライパンにオリーブオイルを入れて、丸めたハンバーグのたねをのせる。その時中心にくぼみを指で作る。6)強火で表面をフライ返しで押すようにして焼いて、焦げ目がついたらひっくり返し、酒、水をハンバーグの半分くらいまで注いで弱火にして蓋をする。(水を入れて蒸すのがポイント。安いフライパンでは、水を入れないで焼くと、すぐに焦げてしまう。)7)水分が飛んで、油っぽいのだけが残ったら、でき上がり。

これを二日に分けて食べた。形が悪くても、ソースをかければ誤魔化せます。わたしはウスターソースがあんまり好きではないので、一日目は、肉汁を半分捨てた所に昨日来たハズレッシブの皆が残していった赤ワイン、トマトピュレを加えて作ったトマトソースをチーズハンバーグにかけたファミレスっぽい味付け、二日目は肉汁に生クリーム、マヨネーズ、マスタード、こしょうを混ぜた高山なおみの本にのってた油っこいソースで食べて、どちらもとてもおいしかったのでやってみてください。

あ、ちなみに漫想発売記念イベント決まりました。3月11日四谷区民センターでやります。入場無料です。詳細はまた、ホームページで発表します。雑誌についてはわたしの作業はようやくほぼ終わり、後はデザイナーさんにドーンとまかせています。楽しみです。わたしはこれから付録作りにとりかかります。ちゃんと間に合うようがんばります。