いくらでも眠れる

自分のひきおこした騒動と自分のアホさ加減にすっかり疲れてしまって、いくらでも眠れるここ数日なんだけど、金曜日はいよいよまた三村京子さんとライブなので、寝てばかりいられない。これから練習します。
三村さんにちくまの「尾崎翠全集」(文庫の方)を貸したのがきっかけで、数年ぶりに尾崎翠のことをいろいろ考えている。むかし「こおろぎ嬢」という作品を読んで、尾崎翠に熱にうかされたように夢中になったわたしは、伝道師のように尾崎翠の宣伝をしまくり、彼女の生まれた鳥取まで青春18きっぷで行き、メチャクチャ長い熱のこもった卒論を書き、大学院に進み、鳥取に何度も行き、地元の人に車に載せてもらってあちこちを周り、林あまりさんに会い、尾崎翠を認めないゼミの人に喧嘩をふっかけまくり、ゼミの先生とモメにモメ、K先生の所にもぐりこんで熱のある発表をモグリのゼミで繰り返したが、修論を書いている冬に貧困のせいで突然スイッチが切れ、糸の切れた凧のような尻切れトンボな修論を提出して這々の体で大学院を卒業してその後尾崎翠のことは一切考えなかった。5年近く熱意をこめて理解したがっていたけど尾崎翠のことは結局よくわからなかった。だから、最近また考えはじめているのかもしれない。

内山ユニコさんの娘さんのニコちゃんのブログが毎日楽しみだ。簡潔で、でも心がこもっていてすごく良い文章だ。絵もすばらしい。グチャグチャと長ったらしく怒りや愚痴ばかり書いている自分を恥じる。リンクを貼ってしまっていいのか分からないので貼りませんが、「キリンの実」というブログです。
他に毎日わたしが楽しみにしているのはもちろん東良美季さんのブログと、すっぱのひろくふかくと、多摩カジ中西ちゃんのブログだ。楽しみが多いことはとてもうれしい。


10月6日(金) 代々木 Bogaloo
talk in a song」
open18:30 start19:00 ticket¥2000(ドリンク別)
出)三村京子+マスダユキ、ノラオンナ、LOVE ATTACK EVE、one tone
※出番は一番目です。