通勤

「オーケストラ人間的楽器学」のCDを聞きながら本を読みながら通勤。第二バイオリンのいないモーツァルトといるモーツァルトの音の違い、トライアングルの難しさについて、ピッコロの音の高さ、ハープの演奏方法などを音源を聞きながら読んで勉強するテキスト。わかりやすいしおもしろい。これを中高生の時に読んでいたら間違いなく200%感化され、人生かわっちゃったかもね。第二バイオリンの箇所などでは、あまりに納得してうっかり声に出して「なるほど」と言ってしまって静かな通勤電車の中ちょっとこっぱずかしかった。わたしは小さい頃からオヤジっぽく、すぐ「なるほど」と言ってしまうのだけど、目下の者が「なるほど」と言うと、目上の人は「生意気だ」と思うものだと何かに書いてあって、あーだから小学生の頃からたいして何もしてなくても先生から生意気なやつと思われていたのかと納得し、また、「なるほど」と思ったのであった。