花粉の季節

他の人はどうだか分かりませんが、もう花粉症になってしまいました。
この時期わたしは混んでいる耳鼻科に行くのがめんどくさく、市販の鼻炎薬を飲んで過ごすのですが、鼻炎薬っていうのは市販のであってもとても強い薬なので、普段あまり薬を飲まない人間には効き過ぎて頭が多少ラリッたみたいになるのです。わたしはタバコも一切吸わない、お酒も基本的にはたしなむ程度で、中毒症状の人のことが全く理解できないのですが、この時期だけは、麻薬中毒の人の気持ちもなんとなーくは分かるくらいの気分です。
それで、こないだなんて朝から何も食べていない状態で、父親からもらった新開発の鼻炎薬を飲んだら効き過ぎてフラフラになってしまって、タワレコに看板を届けにいかなきゃいけないのにもう足下がフラフラで、ボヤーっとして何にも考えられない、ロレツが回らなくなって、それでもなんとか普通の人に見られるようにがんばらねばとそれだけを考えて担当の方と話すはめになったのです。「普通に見られるようがんばって」いるラリッた人間というのはとても不気味だったと思います。ごめんなさい。
でも、この時期は文章がたくさん書ける時期でもあるので、わたしは薬の力に頼っているのだろうか。