大阪

早朝、Zinkの人に車で駅まで送ってもらって大阪へ向かう。梅田の駅前のスパに行く。エステもある建物だし周辺が思いっきり歓楽街だったので女の先輩(ホステスの方とか)がいっぱいいるのではないかとワクワクしたけどそれっぽい方はほとんどいなくて高速バスで今着いたばかりといった感じのわたしと同じ貧乏旅行者ばかりであった。残念。その後大阪の街をブラブラして思ったけど、タイガースのハッピを着てタイガース色にデコレーションした電話を首からかけてるおっさん(それも何人も)、スーツでビッと決めてると思いきやインナーがタイガースTシャツの若い女性、自分の店の前にあった空き缶をホームランのごとく帚でパカーンと打って向かいの店に放り込む男性、大阪は明らかに他の日本とは文化が違うと思う。おもしろすぎる。
茶店で最近では珍しいくらいの泥のようにまずい珈琲を飲んで、モーニングを食べ、地下鉄に乗ってライブ会場へ。リハ時、ちょっといろいろなトラブル起きる。詳しくは書かないけど、皆が奇跡としか思えないような善意や熱意で一生懸命やっているのに、たった一人の、イベントとは全然関係ない、しかも賃金をもらって働いている(だからつまりそいつは一応はプロだと言える)人間がやる気がなかったり態度が最悪なために台無し、というのは一体どういうことなんだろう。もし、その人に悪意があるというのがこちらの勘違いで単にその人は異常に気が利かないためにそう見えてしまうというのだったら、その仕事向いてないんでないかね?まあ、本番前にトラブルは解決したのでもういいんだけど。
対バンのあらかじめ決められた恋人たちへ、前回京都で対バンした時もいいなと思ったけど、バンド編成の今回は本当にすばらしかった。暗闇の中でうっすらとだけ彼らが演奏する姿が光に照らされているのが不思議な儀式みたいで、今思い出してもゾクゾクする。ああ、また対バンしたいな。イベントは、人もパンパンに入って、対バンはどれもすばらしく、おいしいケーキやリゾットも売っていて、うちらのライブの出来もまあまあで、呼んでもらえたことに本当に本当に感謝。またぜひぜひ誘って欲しいです。