亀ちゃんより、あと今後の予定とか

今週の土曜日にdiskunion presents「みんなの戦艦marz+motion」っていうイベントがあります。1500円+ワンドリンクで新宿マーズとモーションが行き来自由、19バンドが出演してオープンは2時とそうとう盛りだくさんかつ長丁場のイベントです。俺はこんなもんじゃないは新宿モーションにて夜7時半頃の出演予定です。共演はケロケロ、MACHINE AND THE SYNERGETIC NUTS、GREEN MILK FROM THE PLANET ORAGNE、henrytennis、tacobonds、狂うクルー、4bonjour's parties、presence of soul、マヒルノ、ANGEL O.Dなどなどよくわかりませんがとにかくたぶん豪華です。予約はまだまだ受付中だとのことなので、ぜひ見に来てください。詳細は下にいろいろ載ってますので。(以上ユニオン亀山さんより宣伝のお願いが来ていたので載せました。亀ちゃんのためにも、少しでも暇な方は見に来てください。19バンドもあるんだから3個くらい気に入るでしょう。)
http://blog.diskunion.net/user/kame/kame/category_524.html
3月はほぼスッパバンドしかライブがありません。あ、あと3月18日に三村京子さんとひさびさにやります。東良美季さんもゲスト参加してくれる模様です。なんだかとても緊張します。俺こんはおそらくレコーディングをまたちょっとだけするでしょう。
自分が今作っているものについて、これはヤバいんじゃないか、「何か」を決定的に変えてしまうくらいすごいんじゃないか、という妄想に囚われることは何か作ったことのある方なら誰でも経験があると思いますが、実際わたしは文学の研究をしていた時に論文書いたり発表の準備をするたびに「こ、これは文学史上に残る大発見なんじゃないか・・・」と思って、その考えは発表のたびに打ち砕かれていたわけで今はこんなところにいるんですが、今回コンピ用に録った俺こんの曲がミックスやオーヴァーダビングを重ねるたびに本当に良くて、別に大発見じゃないけど次のアルバムはすごいことになるんじゃないかと日々期待が高まっております。まあ、今回の場合ミックスしたりもともと作曲したのは同居人なので、わたし一人でせっせと生み出していたあのレジュメたちよりは見込みがあるんじゃないかと思っているのですが。
最近はエイミー・ワインハウスの「Rehab」ばっかりリピートして通勤しています。最高にかっこいい音楽!歩くのが楽しくなる。それに比べて日本のヒットチャートの曲ってなんかすごいよね。すでに同居人がシンラの原稿に書いてたことの上塗りになるけど、「春夏が来て 秋冬が来て」とか「都会はあぶれて 田舎は足りない」とか「俺がもっとまともな仕事についてたら」とか「本当は泣き虫だから涙が出る」(引用部分は全部少しずつ間違ってると思います)とか、超即物的だよね。そこまで簡単にしなきゃもう人々の心には届かなくなってしまったということが驚きです。昔、小泉首相が相撲かなんか見て「感動した!」と言ってそのあまりの直接的な表現に人々は失笑したり親しみを感じたという出来事があったけど、数年後の今、あの表現は人を驚かせなくなったと思う。そのうちヒットチャートのポップスは「感動してね 感動してね」とか「泣いてね 泣いてね」とか、「このCD買ってね 買ってね」っていうふうになるかもしれない。いいとも悪いとも思わないけど、この国では「行間を読む」という言葉は死滅したと思う。さようなら行間。