阿佐ヶ谷

阿佐ヶ谷ネクストサンデーでサーフィカのライブ。リハ後、ジョーさんを呼び出してフレッシュネス・バーガーでいろいろと話す。なんとなく時間が余って、新旧スッパバンドピアニストで話してみるのもいいかなと思ったので誘ったんだけど、思いがけずバンドに関する悩みを話してしまって、自分でもなんか驚いた。わたしは割とふだんから強気一辺倒なので、愚痴は多いけれども他人に悩みを相談することなんてめったにない。けど、同じバンドでピアノを弾いてるから話しやすかったのかもしれないし、スッパバンドの時や、ジョーと渚とか、あがたさんのバックで演奏してる時とか、いろいろな場所で見たジョーさんのピアノがすごく好きなので、話したのかもしれない。
ジョーさんは、おととしいろいろなバンドを辞めた時のこととか、続けることも大事だけど、休むことも全然ありだと思う、というようなことを話してくれた。わたしはバンド存続のピンチ、と勝手にいろいろと焦って、何が何でも続けなきゃと思って一人でテンパってたのかもなあと思った。
去年の暮れ、ハズレッシヴの練習に行くのが体力的にも精神的にも正直疲れてしまってつらかった。でも、辞めたら負けだと思って意地で続けたけど、バンドがガタガタになって、お休みになってしまった。しばらく経ってから、しんちゃんとヒロとエリーさんの3人のハズレッシヴをグッドマンで見て、自分がいる時より全然いいじゃないか、と思った。あきらめることがプラスに転じることもあるんだよなあ。昨日ジョーさんと話してたらその事を思い出して、たとえばわたしが辞めたって、バンドがなくなったって、その人たちと友達じゃなくなるわけじゃないし、新たな出会いもあるんだから恐れてはいけないんだ、と思ったので、ジョーさんに感謝します。しかし、それを踏まえつつ、まだまだもうちょっとがんばれそうなので、もう少しだけ、みっともなく執着してがんばろう。
サーフィカライブは楽しかったです。JAZZができたかどうかは?ですが、ジョーさんとの連弾、練習では毎回必ず間違えてたのに本番はノーミス(たぶん)だったので、勝ち誇ったような気分になりました。分かりやすくセンチメンタルな部分はないサーフィカの音楽は、悩み相談でしめっぽくなってたわたしを元気にさせてくれました。