竹内君の絵のことなど

昨日はマジカルの伊藤さんと、今度のレコ発で会場のアートワークを手がけてくれる竹内君と、マジカルの近くの川べりにある、清潔で安くておいしいうどん屋さんで打ち合わせをしてきました。鴨汁うどんとてもおいしかったけど、卵焼きとビールにすればよかった・・ともちょっとあとで思いました。(ふわふわでおいしそうだったから)
音楽と絵の融合、とか、ダンスと音楽の融合とか、ジャンルを越境したイベントに対しては、もはや飽和感があって別に斬新だとか思ったりしないし、そういうのを強調したイベントってだいたいてんこ盛りのグダグダで終わることが多いからむしろ警戒してるし、表現にそもそもジャンルは必要なのか・・・?とも思うことも多いのですが(遠藤一郎なんか美術でも音楽でもなく一郎でしかないと思う)それでも絵を感じる音楽、とか音楽を感じる絵っていうのはなんとなくあるような気がして、竹内翔くんの絵には一目見てざわざわとした音を感じたし、どこかで見たような景色というよりその時感じた五感すべてなような気もしたし、それに、俺こんの音楽に通じるようなシンパシーを勝手に感じてしまったのです。たまたま何か約束があって、マジカルに行ったときに竹内君の展示をやっていた、というだけなのに、絵をみて一瞬で勝手にもりあがって、伊藤さんにこの絵の人紹介してください、とお願いし、伊藤さんもわたしも火のないところでキャンプファイヤーができるくらい脳内で何でも盛り上がれる種類の人間なので、二人で話してたら当人抜きでどんどん話が進んで、気づいたらレコ発のアートワークをやってもらうことになったのでした。こころよく引き受けてもらえて本当に嬉しかったです。
竹内君の絵は下のURLから見れますが、何と言っても原画の微妙な色合いは格別なのでぜひ遊びにきてください。わーっと記憶が甦るような不思議な絵です。http://shotakeuchi.blogspot.com/今となっては俺こんのレコ発に竹内君の絵があることはもはや必然のような気すらしています。来てくれたお客さんにも、目でも耳でも楽しんでもらえるといいなあと思ってますので、どうかよろしくおねがいします。