ドレスコード

こないだブックオフに段ボール一箱送ったばかりなのに、本棚が本の重さでとうとう倒壊しました。ので、修理しつつ、売る本をまた整理し、たまには作者名で並べようかなあなんて思ってやっていたら土曜日まるまるつぶれました。こうやって作者別で並べると、いろいろ読んだにもかかわらず、好き好んで読む作家は14才くらいからほとんど進歩してないから、ちょっと悔しいです。ちなみにその作家というのは、金井美恵子内田百輭深沢七郎西原理恵子森茉莉です。まあ、そのあと尾崎翠に出会ったり、山本精一に出会ったり、中井久夫に出会ったりはしてるんだけど、この5人を多感な思春期に読んだらこんな人間になるのもまあ無理はない、むしろこの程度で済んでよかったね、と自分で思ったのでした。
最近会社の一部の人たちと月曜日にドレスコードを決める、というのを密かにやっていて、最初はわたしのリクエストで「アニマル」(いつものあのヒョウ柄のタンクトップが着たかっただけ)、次は「赤」(赤いワンピースを着ていったらそれはエンジで赤じゃないと言われた)、その次は「バッタ」(すっかり忘れて普通の服で行ってしまった)だったのですが、来週は何にする?とはやくもネタ切れの予感もありつつ、ひそひそと話していたら上司(50代・男性)が聞き耳をたてていて「マイケル・ジャクソンにすれば?」と言ってきたのです。おもしろいから採用です。そういうわけで、こういう時ノリがよいだけが取り柄のわたしは、わざわざマイケルのTシャツを吉祥寺のしょぼい店(オッサンや中学生が服買うような店)で買ってきてしまったよ。けっこうかわいいので、せっかくだし、ライブでも着ようっと。