お祭り 

昨日今日と職場の近くで「べったら市」というお祭りがあって、2日間で3回も行ってしまいました。下町的な場所で育ったのでそういうところに行くと異常に元気になるのです。メインのべったら漬けはそれを持って電車に乗るのはテロ行為だと思ったので買わず、屋台でいろいろ食べただけだったけど、シャーピンという中華風のおやきがメチャクチャおいしかったです。ぎょうざの具みたいなのがモチモチで分厚い皮の中にたっぷり入っているものです。肉まんみたいに普通に売ってればいいのに。
話変わりますが、最近、よく分からない村上春樹の批判を何回か目にしてうーん、と思ったのです。一個目は要約すると「村上春樹が世界で読まれているからといっていいものだとは限らない」というもので、もう一個は「村上春樹の訳が新しいからといって古いものよりいいものだとは限らない」というものなんだけど、そりゃあ確かにそうだけど、それってやっぱり、ただの難癖なんじゃないかなと思うのです。いいものだとは限らないのならば、同じくらいの意味で悪いものだとも限らないはずなのですが、なぜか1個目の方のウェブの記事のコメント欄は「よくぞ言ってくれました。わたしも村上春樹のどこがいいのか分かりません!」的な意見でいっぱいなのです。やっぱりそれは記事を書いた人が村上春樹がキライで(少なくともわたしはそう読み取った)そういう意見が集まるような誘導をしてると思うし、そういうのってある種の批判のようなものの気がしたのです。例の有名な「結婚詐欺」発言といい、批判はまあいいんだけど、何でそこまであちこちで目の敵にされてるのかよくわからないのです。???です。